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涙がしみる! 傷はないっていわれたけれど、、、

寝苦しい夜が続いていますね。皆様お元気でしょうか。

わたくし、いわゆるドライアイ患者の一人ですが、朝起きて「眠いー」と、うだうだしているうちに出てくる涙。次に来るのは「しみるー(;;)」です。

朝の涙は私にとって眼が覚めるほどしみます。そして、瞳に傷はないけれど同じ症状のドライアイの方々に出会うと「ああ、一緒だなあ」と一人で勝手に親近感を持っちゃうのですが、さて、傷がないのにしみるのはなぜ?

ドライアイの人では、涙が蒸発するに伴い、眼の表面の涙の浸透圧が変化したり(ややアルカリ性になっている)、汗をかいて蒸発するときに熱が下がるように、眼の表面もわずかに温度が下がります。知覚神経はその微妙な浸透圧差や微妙な温度差を感知して、不快感やしみる感じ、乾く感じや痛みを生じやすいと考えられています。

寝ている時は涙の交換がなく最もドライアイになりやすい状態です。だから、中性である涙が分泌されたとき、眼の表面の涙と浸透圧が違うのでしみるのですね。

またコンタクトをつける時しみる方に、あらかじめ点眼をしてもらうと、しみないことがほとんどです。コンタクトレンズの保存液も緩衝液やPH安定剤などが入って正常な涙と同じくらいの浸透圧にしているので、これも同じ理屈です。

 

ただ、勿論全員がしみるわけではないので、ドライアイで浸透圧や温度が変化する方が、しみたりゴロゴロしやすいと思います。

みんなちがって、みんないい!とみすゞ様のパクリをしている場合でなく、つらかったら人工涙液や角膜保護の点眼を使用してみるというのはいかがでしょう?ああ勿論、当科でも点眼処方はできます。ニコリ。

ちなみに、瞳に傷がなくても、炎症を起こしている場合は、神経が反応しやすくなっているので、目薬などでもしみることが多いです。

いろいろと、人間の臓器は敏感ですねえ。

 カテゴリ:眼の病気, 院長ブログ