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白目のぶよぶよ~結膜浮腫とゼリーと眼の占有率~ゴミは入っているのかいないのか

こんにちは。気付いたら今年の上半期最後の月がこんにちは。休診日の爽やかに晴れた日、自転車で15分程度の所までTシャツで気持ちよく往復したら夜に二の腕が腫れて痒くなりました。紫外線、恐るべし!日焼け止めを顔に塗り帽子を目深にかぶって眼と顔は保護したのに、上腕にはあまりに無防備でした。反省。

さらーと話は変わります。

鏡でご自身の眼をチェックしてください。通常、黒目(瞳孔)が真ん中にあって、取り囲むように日本人では茶目(虹彩)、茶目を覆うドームのような角膜があり、その周りには白目(結膜)が見えるかと思います。白目が結膜といわれる所以は眼球とまぶたを結ぶ、ということであり、上まぶたの裏から角膜の周りを覆い、下まぶたの裏(通常アカンベーをして見えるとこです)まで、ぜーんぶ覆っている、ビロードのような柔らかい半透明の粘膜です。

眼を動かすときにスムースに動かせるように、角膜の周りを覆っている部位(球結膜)は比較的ゆったりしていますが、角膜の縁(輪部)とはしっかりと360度強固にくっついています。

以前のブログにも書きましたが、結膜にはアレルギーや炎症を起こす免疫担当細胞がごまんと潜んでいるため、擦ることで簡単に炎症を起こすシグナルが出され、球結膜はまるで水で膨らむジェリーキューブのごとく一気に膨らみ、「目の中から白っぽいゼリーみたいなのが!!」とびっくりされることも多いです。その状態を結膜浮腫といいます。

目の中は空間が殆どないのに結膜が膨らむため、瞼の中はいっぱいいっぱい。

アレルギー性結膜炎や感染性結膜炎を起こすと、いろんなところの結膜が腫れるので、圧迫感や不快感、異物感を感じます。ゴミかと思って擦ると、更に炎症は酷くなり、結膜を支配している神経はビンビンに感じてゴロゴロ感マックス!考えただけで鬱陶しいですね。結膜浮腫は、見た目は派手ですが、擦らずに冷やすと比較的早く治まります。

稀に、結膜炎を起こして、ゴミは入っていないけれど「ゴミが入っているはず!」と信じてくださらない方もいらっしゃり、自分の説明の下手さ加減にがっかりするのですが、とにかくゴミが入ったみたいな感じがあれば、眼科受診してください。ゴミがあったらちゃんととります!

ちなみに、最初のつれづれ日記で間違いがあります。腕は腫れて痒くなったのではなく、痒かったから擦ったら腫れたのです。皮膚は粘膜よりも厚くてしっかりしているので、結膜ほど膨らみませんけどね。あっ 後半と無理やりだけどつながった(^^)

 カテゴリ:眼の病気, 院長ブログ