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花粉症。アレルギーとドライアイ、勇者の闘いの軌跡

おはようございます。寒かったり暑かったりインフルエンザが猛威を振るっている間に、花粉もさり気なく飛んでますね。
例に漏れず院長も花粉症です。発症時は咳が酷く喉が痛く、痰が止まらなくなったので風邪だと思って2週間薬を飲んでも治らず、そのうち自分の肺から、気管支などに分泌液などが溜まった時にでる音が聞こえたので、コレはマズイ😱と耳鼻科へ行ったら、花粉症と言われ抗アレルギー薬を処方してもらったらピタリと治りました。こっわー。

八重洲さくら眼科のHPでも花粉症の項で自覚症状を挙げていますが、あくまでも一般的な症状です。クシャミではなくて咳になることもあるし、通常花粉症では喉は痛くないと言われますが、咳が続けば喉も痛くなります。体調が悪くなったら、我慢せず病院にかかってくださいね。咳のしすぎで肋骨にヒビが入る人もいらっしゃいます。お気をつけて!

さて、表題の話です。

花粉症、書いてるだけでムズムズしますが、日本人に最もポピュラーなアレルギー反応です。
花粉が飛散したとき、pm2.5や黄砂や排気ガスの粒子などがくっつくと花粉は傷つき、まるでカラーボールを犯人に投げた時の様に花粉が裂けて爆発し、花粉からアレルギーの原因となる物質(アレルゲン)が大量に飛び出すといわれています。

例えば眼に関してだと、

アレルゲンが白眼(結膜)の所にくっつき、結膜の中ににょろりと入り込むと、結膜の下で待ち構えていた、炎症や免疫反応に関係するマスト細胞の表面にそのアレルゲンに対するIgEという抗体ができます。この抗体とアレルゲンが結びつくと、今度はマスト細胞の中で再び爆発💥が起こってヒスタミンなどの痒み物質や炎症物質が飛び出してきます。そうするとあら大変、眼は充血し白眼はむくみ、痒いわゴロゴロするわ、花粉症の1つであるアレルギー性結膜炎の出来上がり。

ではドライアイはどうでしょう?
正常だと涙腺という分泌線から涙が瞳の表面に分泌された後、涙腺からの水分だけだとすぐ蒸発するので、眼の表面に涙を閉じ込める様、結膜に存在する杯細胞からムチンなどの酵素を出したり、瞼の縁に有る腺から油を分泌したり、三位一体で眼の表面を滑らかにし、眼を保護しています。
ただ、最近は涙の分泌はあるけれど、眼の表面でどんどん蒸発していくために、霞んだりゴロゴロしたりするタイプのドライアイが増えています。バランスが崩れて涙を溜める機能が落ちちゃったんですね。

アレルギー性結膜炎が起き、マスト細胞から放出された炎症細胞は、結膜杯細胞をも傷つけるためムチンの分泌が減り、更に涙がすぐ蒸発しドライアイが酷くなる。そうすると、眼に入った花粉などの抗原を洗い流す事が出来ず、更にアレルギー反応が酷くなり、、それはまるでウルトラマンが地球を守るために頑張って怪獣と戦っているがために、更に東京の街は壊され続ける、という悲しい闘いのようではありませんか?(遠い目。しかも例え古い)

ああそうだ。痒み物質や炎症細胞をボンボン分泌するマスト細胞は、悪者みたいですけど、炎症細胞は雑菌を退治してくれるし、クシャミや反射性に出た涙でアレルゲンを体から追い出してくれる、結構いいヤツなんですよ💖まあ、今日も眼は痒いですけどね。

 カテゴリ:眼の病気, 院長ブログ