せまりくる花粉に負けない対策を!

1月には大寒波も来襲したため、若干遅れる可能性はありますが、2016.12.06に出された日本気象協会 2017年 春の花粉飛散予測では、やはり関東地方は2月中旬から下旬にかけてスギ花粉アタックがありそうです。
皆さん、花粉対策をしっかりやって、爽やかな春を目指しましょう!
彼を知り己を知れば百戦殆うからず、ですよね。
花粉症は人の体が花粉をアレルゲンと見なし、過剰に免疫反応を起こしてしまうために現れます。花粉が排気ガスやPM2.5、黄砂などと結合すると、更にアレルゲンになりやすく、花粉症発症率が高く症状もひどくなりやすいといわれています。
1)スギ(ヒノキ科スギ属)暖かくなると一斉に雄花が開花して一斉に花粉飛散。1-4月頃が花粉飛散時期といわれています。ちなみに学名はジャパニーズシダー!!
ヒノキ(ヒノキ科ヒノキ族)スギの後はヒノキ花粉が飛んできます。4月上旬から中旬がピークといわれています。
2)早め早めの点眼を!
花粉に暴露される2週間程から抗アレルギー点眼薬を使用していると症状の出現を遅らせたり、花粉症の症状を軽くすることができると言われています。2月初め頃に眼科受診をお勧めします。
3)花粉を眼に持ち込まない!
花粉が体内に入れば入るほど、症状はつらくなります。ソフトコンタクトレンズには花粉も付着します。
痒みが強い時期は、眼鏡がお勧めです。なんと眼への花粉付着量は1/3に激減!ゴーグル型だと、更にシャットダウンが期待できます。ただ、職場で眼鏡が使えない、などであれば、コンタクト装着液が有効と言われています。装用する前、コンタクトに一滴垂らして装用すると、付け心地もいいですし、コンタクトが指にくっついて眼に入りにくいイライラ感も減るうえ、コンタクトへの花粉含め汚れ付着を防いでくれるので、もう手放せない!方は多いです。あとは、2週間タイプのコンタクトを、早めに交換する、花粉の多い時にはワンデーにするなどで、コンタクトへの花粉付着減少に努めましょう。今はコンタクトレンズ上から使える抗アレルギー点眼薬もあります。でも、あまり花粉症が酷い時は、白目がむくんでコンタクト自体が刺激になるので、眼科でコンタクト中止と言われたら、潔く諦めてしばらくの間は眼鏡美人、眼鏡イケメンでお過ごしください。
4)花粉を家に持ち込まない!
セーター、マフラーなどのウール製品やフリースなどは暖かいですが毛羽立っていたり、静電気が起こりやすいため、集花粉物質に早変わり。花粉の時期にはつるつるのナイロン、ポリエステル系の服装が推奨されています。外干しの洗濯物にも花粉は付着します。
5)家に侵入した花粉除去!
ハウスダストと一緒になってさあ大変!空気清浄機の使用はもちろん、掃除機をこまめに使い、ハウスダストも一緒に吸い取ってしまいましょう。 また、就寝するぎりぎりにお布団をバサバサするとお部屋の中はアレルゲンまみれであなたの夜は非常につらいことに。ベッドメイクはお早めに。