緑内障は結構身近な病気です。

皆様お久しぶりです、こんにちは。

八重洲さくら眼科、コンタクト店舗は下にありますが、、、
診療をしていると緑内障かな?と疑わしい方がよく見つかります。すると「ここは一般診察もしてるんですか?」とか「緑内障検査は、じゃあ眼科に行って調べたら良いですか?」という質問をいただきますが、、
実は院長、開業する前は緑内障を主体に見てたので、ちゃんと緑内障診療をします。緑内障のリスクファクターの一つは近視ということもあり、コンタクト患者さんにはかなり緑内障になりやすい、あるいはもう緑内障を発症している方がいらっしゃる事を嫌というほど経験してます。

自覚ないまま知らないうちに、進む緑内障、、、
5年間かけて説得してようやく緑内障検査を受けてくれた方が、既にかなり進行していた時は、自分の説得力の無さに脱力してしまったこともあります。
緑内障は自分ではわかりません。年と共に徐々に進行して治りません。進行が早いと見えない場所が出てきてとてもとても不便になる事があります。でも、少しでも早い内に見つけて治療を行う事で、進行をゆっくりするお手伝いができます。生きている内に困ることが無いように適切な治療を探ることができます。

ちょっと考えてみて下さい。私達は頭の後ろが見えないけれどそんなこと考えたことも無ければ不思議にも思いません。つまり「見えていないことの認識・意識ができない」のです。でも緑内障でこんな部分が目の前に出てくるなら、、、、((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

最近は20代後半の緑内障の方も多くいらっしゃいます。健診などで眼圧が正常範囲と言っても緑内障になります。
「コンタクト買いに来ただけなのに」ではなくて、せっかくの機会だからついでに目のチェックもしに来たんだ、と考えて頂けると幸いです。
もちろん拝見した眼の状況により、直ぐにでも緑内障検査を!とお勧めする時もあれば、何回か診察してからお話しする時もあります。
ただ、皆さんが暮らしている限りは、ちゃんとこの美しい世界を見ていられますように、と願いながらいつも診察してますので、コンタクトだけと思わないで何卒宜しくお願いします!
あ、勿論コンタクトもきちんと診られますよ。これも大学で鍛えられました。円錐角膜など角膜の変形による見えづらさに対しては特別なコンタクト、、、おっと、長々と喋りすぎました。その話は次のぶろぐで(´∀`)